EXHIBITION|ならいち NARAICHI
DATE|2022.01.25-27
HALL|奈良県観光局 奈良まほろば館
CLIENT|奈良県産業振興総合センター 様

昨年(2021年)8月に東京・日本橋から新橋に移転した奈良県のアンテナショップでの展示会です。2階にイベントスペースを設置し、移転オープンを記念したイベントとして開催されました。

ギフトショーのブースを見た奈良県の担当者様からの依頼で、弊社はブースデザインだけでなく、イベント全体のプロデュースを担当しました。
奈良県のご要望は「新型展示会」にすること。ギフトショーの後に、スーパーペンギン主催の新型イベント「Phase」を見学され、オンライン参加ができる新型展示会を依頼されました。

ならいち NARAICHIの展示ブース

スーパーペンギン代表の竹村は、イベント名「ならいち」を提案し、出展者選定の審査員長を務めたほか、WEBサイトおよび配布物の制作など、イベント全体のプロデュースを行いました。

ならいち NARAICHIの展示ブース2

奈良県の企業13社を選定。ギフトショーなどの大型展示会との差別化を図り、商品をもっている企業だけでなく、試作品・未完成商品をもつ企業も出展を可能としました。
13社中3社が試作品を出展、未完成商品が展示できる点でも新型としました。

ならいち NARAICHIの展示ブース3

会場のデザインは、白を基調に清潔感を出し、縦文字のロゴで和の雰囲気をセンス良く表現。上部にタペストリーを下げることで、空間が単調にならないようにしています。

ならいち NARAICHIの展示ブース4

家具を扱う企業の展示コーナー。背景を作り、ステージに乗せることで、家具の印象を際立たせました。壁面の右の出展者名は展示のアクセントを兼ねています。

ならいち NARAICHIの展示ブース5

会場では動画を常時放映。出展者が撮影した動画をスーパーペンギンで編集し、会場に馴染み、商品の上質感をさりげなく演出するBGMをセレクトしました。

ならいち NARAICHIの展示ブース6

ならいち NARAICHIの展示ブース71社につき1台の展示台。手前には手にとって見られるサンプル、奥の上段にはパッケージや説明用の素材等を置きました。台の背には商品の説明を入れています。

ならいち NARAICHIの展示ブース8

新型展示会の最大の特徴は、出展者が会場に来ないこと。出展者の交通宿泊費を必要としないのでコスト削減になります。代わりにオンラインで会場と出展者をリアルタイムでつないでいます。
結果を出すためには来場する方が強く、半数は来場の予定でしたが、新型コロナ感染症による非常事態宣言のために全員がオンライン参加となりました。

ならいち NARAICHIの展示ブース9

各社の展示コーナーの横にオンラインモニターを設置。モニター内に出展者が待機しています。

ならいち NARAICHIの展示ブース10

筆ペンで有名な株式会社呉竹のブース。新商品のアイライナーを展示しています。

ならいち NARAICHIの展示ブース11

呉竹の担当者と商談中。

ならいち NARAICHIの展示ブース12

吉野のオーガニックコットンメーカーSugano。レディース衣料を展示。

展示会の結果としては、非常事態宣言のため来場者は少なかったものの、全国紙、地方紙ほか、多くのメディアに取り上げられました。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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