EXHIBITION|メンテナンス・レジストリ東京2017
HALL|東京ビッグサイト
CLIENT|株式会社ノルトロックジャパン 様

「結果、名刺獲得数はレコードとなる346枚を数え、既存大口顧客の別部署とも新たなコンタクトが複数生まれる等、データに表れてこない実績も含めて大きく満足できました。」(クライアント担当者様)

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ノルトロックジャパン様はネジの緩み防止のスペシャリスト。

当社はその専門分野ではありませんが、ノルトロックと言えば、ネジの緩みを防止する、という点での代名詞のようなものなのだそうです。

そして、「ノルトロックワッシャー」、その写真を見れば業界の方はその商品を認知できる。

お客様からお声がけをいただき、当社は大阪の事業所までお伺いさせていただき、出展する商品について詳細にお聞きしました。

今回のメンテナンスレジストリ東京に出展するに当たってブースデザインを考えた際、まず「業界の方々にはなじみのある商品画像」を大きく遠くから視認できるように掲げました。

その大きな商品画像の前には、時間によってプレゼンテーションができるようにモニターとサンプル台などを設置。この部分で来場者のキャッチを行い、詳細の説明はブース内部で行うというレイアウト構成にしています。

ブースの奥には詳細の説明をするためのサンプルの他にパンフレットも並べ、パンフを取るためにブースの奥へと入っていく、という行動も期待しての構成にしています。

 

今回、展示会の期間を終え、担当者の方にご感想をお聞きしたところ、とても丁寧なお返事をいただきました。

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ブースに入って来ない人にもリーチする。

今回スーパーペンギンさんに依頼しようと思った経緯は、目先の名刺獲得数や集客だけを考えるのではなく、当社ブースが来場者にどう見られて、どんな印象を与えるかという点に配慮したかったからです。ブランディング面での目的もあったということですね。会場では、どんなにがんばってもブースに立ち寄らず、チラ見だけして通り過ぎる人の方がはるかに多いです。中には「もうこの会社のことは知ってるから」という人も相当数いるはずです。限られた時間内での視察ですから。でも今回は、そんな「ブースに入って来ない人」に対しても市場内の立ち位置を印象付け、ブランド力を理解していただけるようなブースになったと思います。当社も競合が多くいる中で独自路線を打ち出せるよう努めていますが、スーパーペンギンさんとお話をする中でもいろいろな面でインスパイアされ、アイデアが生まれました。

結果、名刺獲得数はレコードとなる346枚を数え、既存大口顧客の別部署とも新たなコンタクトが複数生まれる等、データに表れてこない実績も含めて大きく満足できました。当社は外資なのですが、展示会文化が異なる欧州やアメリカのオフィスからも今回のデザインコンセプトについて多くの質問が来る等、社内的にも大きなインパクトを残すことができました。クライアントサイドで目的さえ明確にできれば、これほどいろいろなアイデアが生まれるものかと嬉しい驚きがありました。今後も定期的にお願いして、もっとブラッシュアップしていけたらと考えています。今後とも、よろしくお願いいたします。

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ブースデザインご依頼のご連絡をいただいてから、大阪の方にもお伺いさせていただき、いろいろとお話ししながら進めてきましたが、最後にこのように言っていただき、当社のスタッフ一同全員でこの文章を回覧して読んでいました。

また、ご一緒にお仕事をさせていただくことをペンギン一応楽しみにしています。

 

 

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。